幅員・交通規制に応じながらルート検索できるQGISプラグインを公開(国土数値情報・道路データの活用)

国土交通省が公開した道路データ(2024年9月時点)を用いて、距離最短・時間最小のルートを上位1~3位まで計算し、ラインデータとして出力するQGISプラグインRoutePlannerJPを開発し、Githubにおいて公開しました。

世の中には、カーナビがあったり、GoogleMapsがあったり、OSMのルート検索プラグインがあったりしますが、このプラグインの特徴は、次の4点です。もちろん、プロであるカーナビには検索精度は劣る、GoogleMapsの軽快さには劣るなど弱みもありますが、災害対応や土木工事等での利用などで強みを活かせる工夫を凝らしました。

  • 国土交通省が公開する道路データ(信頼性が高いデータ)をベースマップに使用
  • 通行不能箇所を指定して検索するなど、GISらしい重ね合わせ検索を実装
  • 自由度の高い起点・終点の検索機能を実装(地図クリック、座標指定、町字検索、住所検索の4パターン)
    • 町字検索:デジタル庁アドレスベースレジストリ
    • 住所検索:国土地理院ジオコーダAPI
  • プラグイン側で用意したネットワークデータを利用(しかも、全国対応

プラグインの解説

プラグインの入手方法

本ブログの固定ページQGISプラグイン[公開済]からGithubにアクセスしてください。

ネットワークデータの閲覧

プラグインで利用するデータファイル(.parquet)は容量が3GBほどあり、閲覧には向きません。当該データをベクトルタイルに変換したものも用意しておりますので、併せてご利用ください。

閲覧サイト

https://forestgeo.info/RoutePlannerJP/tiles/sample.html#13/135/35

ベクトルタイル(他GISへの参照用)
  • テンプレートURL
    https://forestgeo.info/RoutePlannerJP/tiles/{z}/{x}/{y}.pbf
  • QGIS用スタイルjson
    https://forestgeo.info/RoutePlannerJP/tiles/sample.json
  • ズームレベル 10-14

ネットワークデータ作成フロー

プラグインで用いるネットワークデータは次のフローにより原典データを変換しています。詳細は、プラグインに同梱の製品仕様書(data_spec.md)をご覧ください。

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