森林管理の悩ましい問題の一つとして天災がありますが、その中でも、近年は毎年のように豪雨災害に見舞われていると言われています。他方で、少雨も相まって林野火災が頻発しているのも近年のトレンドでしょうか。
そのような中、林野庁の資料(例えば、令和7年12月の林政審議会・資料1-4)をはじめ、そのほかの府省の災害や気候変動のカテゴリにおいても、気象庁が作成した↓のグラフなんかをよく見るのですが、あくまで全国1本の数字でしかなく、XX県XX地方といった地域単位での降水量がどのようになっているのか、というのを細かくみたことがありません。

そこで、本家たる気象庁の公開データから、東北各県※の観測所における過去20年(2005年4月から2026年3月)の月間降水量データを取得するとともに、地域気象観測所一覧の緯度・経度を基に降水量データをジオコーディング。それを踏まえ、春夏秋冬の季節差や年変動にも留意しながら、20年間の降水量の動向を目視化してみました。
※全国やりたいんですけど、本家さんの検索条件設定も出力csvも癖つよでして…。全国版はまた後日。
分かったこと
- 日本海側と太平洋側はやっぱり違う(小中学校の社会科を思い出した)
- 青森県と秋田県は、確かに直近数年間で、過去最大級の降水量を経験していた
- 特に、青森県の津軽半島は、季節問わず、直近数年で過去最大級の降水量を経験し、秋田県北部に至っては、昨年2025年に過去最大を経験した
- 他方で、太平洋側の沿岸では、過去最少の降水量だった地域が目立った

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