成果品納入にどうぞ!完全ローカルでも使えるWEB地図を作ろう|ForestGeoStudio

このたび、ForestGeoStudioで生成したWEB地図htmlについて、WEBサーバへの配置やローカルサーバの立ち上げを行わずに、ベクタデータを閲覧できる完全ローカル版htmlに変換するWindowsスクリプトを公開しました。

ForestGeoStudioプラグイン(こちら)では、ベクトルデータも閲覧するWEB地図を制作した場合には、htmlファイルとセットでfgbファイルが出力される仕様となっています。このベクトルデータ(.fgb)については、ブラウザのセキュリティ制約から、ローカル(パソコン内)のhtmlを開いたとしても、読み込むことはできず、htmlとfgbをWEBサーバに配置するか、pythonなどを使ってローカルサーバを立ち上げるかしなければ、閲覧できないという課題がありました。

自由に使えるWEBサーバを持っていたり、pythonを使えるユーザであれば特に問題になりませんが、そのような環境がない、完全ローカルな環境でもベクトルデータを閲覧できるWEB地図にできたらいいのに、という声にこたえる格好で用意したものとなります。これにより、インターネット環境のない外出先でWEB地図を使って説明会を行う、GIS、pythonをインストールできない/使えない官公庁向けの追加の成果品として納めるといった使い方ができるようになります。

ダウンロードリンク

こちら👉Forestgeo.infoのGitHub

※WindowsPowerShellスクリプト(.ps1)とバッチファイル(.bat)、2つともダウンロードしてください。

使い方

  1. ForestGeoStudioプラグインで生成したhtmlとfgbが保存されているフォルダ内に、ダウンロードしたps1とbatファイルを保存します。
  2. batファイルをダブルクリックし、xxxx_local.htmlを作成します。(xxxxは、プラグインで生成したhtmlファイルの名称です。)
  3. xxxx_local.htmlを開き、ブラウザ上部の「ファイルの選択」から、プラグインで生成したfgbを選択します(複数選択可/一部選択可)。
ブラウザのイメージ図
←読込前 | 読込後→

技術的な補足

ForestGeoStudioでは、bboxを使うなどして動作を軽量化するため、ベクトルデータの形式にfgbを採用しています。他方で、完全ローカルでの利用を念頭に置けば、ベクトルデータをfgbではなく、js化するという方法も考えられるところですが、この場合ですと、大規模データへの対応が困難となります。

そこで、当初プラグインの基本コンセプトを変えず、完全ローカルで利用したい方向けへのアプローチとして、ForestGeoStudioプラグインでの生成物はhtmlとfgbに限るという骨格を維持した上で、二重管理を招いてしまう余計なベクトルデータを作らず、htmlだけ別個のものを作る、という今回の手法を採用しました。

なお、ローカル用のhtmlをひとたび作成してしまえば、その後は、スクリプトファイルなどは使用することはありません。そのため、受注者側でローカルhtmlを作成して成果品納入すれば、発注者側で何ら加工を行う必要もないところです。

利用上の注意

  • ローカルhtmlでは、bboxを使うことができないため、大規模なベクトルデータを取り込むものについては、ブラウザが耐えられない可能性があります。
  • 必ずしも全てのfgbを取り込む必要はありません。閲覧したいfgbだけを選択することにより、動作を軽量化させるなどの工夫もしながらご利用ください。

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