土地改変の歴史を知ろう|神奈川県・台風25号による土砂崩れ

2026年9月21日頃からの台風25号による自然災害に関連した以下の報道を踏まえ、神奈川県三浦半島を舞台として、国土地理院が提供する現在の標高データと、約60年前(1960年代)の標高データ(※)を用い、この間の地形改変の状況を見比べられるWEB地図を作成しました。こんなにも土地改変が行われていたのか…という事実を前提に今後のコミュニケーションをしていただきたいと思います。

閲覧できる情報としては、両時期の微地形表現図(赤色立体地図)、標高差にグラデーションが着いた段彩陰影図、両時期の空中写真、そして、土砂災害警戒区域です。ForestGeoStudioの機能を駆使し、画面分割して、2時期の画像を平面で見比べられるだけでなく、3Dビューで見比べができるようになっています。

閲覧サイト

https://forestgeo.info/20260921kanagawa/index.html#13.98/139.64801/35.2414/v10001010/o6.60

※空中写真から生成したデータのため、厳密には表層高(DSM)です。樹木や建物の高さがあるものとして見てください。原典は国土地理院ホームページをご覧ください。

サンプル画像(横須賀市・衣笠IC周辺)

段彩陰影図
Before
After
↔
現在
1960年代
空中写真
Before
After
↔
現在
1960年代
赤色立体地図
Before
After
↔
現在
1960年代

作成の経緯となった報道

2026年9月21日頃からの台風25号による自然災害に関連し、土砂崩れの発生個所が土砂災害警戒区域のレッドゾーンであった、行政に対策を求めていた…という報道がなされました。Forestgeo.infoとしては、住民・行政双方の主張に対して賛否を述べるつもりはありませんが、双方に共通して申し上げたいこととしては、単にレッドゾーンになっているという紙ぺら1枚での注意喚起、その理解しかない前提での避難の呼びかけでは不十分であり、どれほど危険なのかということを分かりやすく伝える/理解する必要があるということです。

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