属性情報は、人に紐づけると使いやすいですよね。

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山形県庄内地域の森林資源情報を地番単位で閲覧できるようにしました

株式会社MIERUNEのQGIS向けクラウドサービス「Kumoy」を利用し、次の通り公開しています。閲覧は無料です。(変換データが欲しい場合は、個別にご相談ください。)

山形県(庄内森林計画区) - Kumoy
山形県庄内森林計画区に属する遊佐町、酒田市、庄内町、鶴岡市の森林資源情報を閲覧できます。

林野庁オープンデータ×法務省オープンデータ

林野庁が2026年2月末に公開した山形県庄内森林計画区(遊佐町、酒田市、庄内町及び鶴岡市)の森林資源情報(G空間情報センター)には、航空レーザ測量データの解析で作られた樹種ポリゴン(スギや広葉樹などの樹種が分かるポリゴン)やDCHM(樹冠高が分かるラスタ)があります。

今回は、これを法務省が公開する登記所備付地図データ(AIGIDさんが加工したシェープデータ2025を拝借)に紐づけ、地番単位で、優占する樹種、樹冠高(注:DCHMの上位10%ピクセルの平均値としました。)、優占している樹種以外も含めた樹種数、平均傾斜を属性値として格納しています。

この変換が必要なわけ

GISをある程度利用できるユーザとしては、自由度が高く、機械処理に長ける分(←後述)、林野庁の公開方法が望ましいわけですが、GISに不慣れですと、手元にある森林計画図や地番データとの紐づけが難しく、結局、大容量データがワーッと出てきただけじゃん、となるわけです。

現場では、所有者との話し合いが必要ですので、結局のところ、人と情報が紐づかないと使えないということになってしまいます。でも、その変換作業をやるにも、スキルが求められたり、お金が必要だったりと…悩みもあります。その間をつなぐワンステップサービスがあるといいなと考えています。

公開データの仕様に関する個人的な見解

地番を含め、人に関わる情報は、売買などを契機に数年でも変化がありますが、森林資源に関する情報は、植栽や伐採、災害の発生といったシーンがない限りは、あまり属性情報に変化がなく、情報の更新頻度に差があります。そのような中で、同じポリゴンデータにおいて、人に関する情報も資源に関する情報も編集していく…となるとポリゴン形状が複雑(←エラーの根源)になったり、作業の遅延、やり残しが生じてしまいます。

このため、航空レーザ測量データをはじめとするリモートセンシングデータでの森林資源情報は、むしろ、機械的処理に長けた現行のデータ形式で公開を進めつつ、現場に寄り添ったデータ変換を手軽にして差し上げるサービスは別の場で、という分担が望ましいと考えています。

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